キャンピングカーのトイレといっても、大きく次の 3種類ありますが、長くなりますので詳細は別の機会に...
1.ポータブルトイレ:便座部と汚物タンク部が一体型で車内に置くだけ
2.カセットトイレ:便座部が車体に固定、汚物タンク部が外れます
3.マリントイレ:便座部と汚物タンクが車体に固定
初代 (ジャンボマックス)、二代目 (放浪号) には
カセットトイレが装備されていましたので、カセットトイレに絞って説明します。
トイレには、新幹線や飛行機のトイレの様にフタがあります↓
当然ですが蓋があります
分かりにくいので拡大すると↓
そして、ちゃんと水洗式だったりします↓
その概観と使用方法は...
◆二代目 (放浪号) のトイレの場合
便座の首の部分のレバーでフタの開閉ができます (赤矢印)。
上レバーを上下することで水が流れます (青矢印)。
(丁度、自転車の空気入れの様?)
◆一代目 (ジャンボマックス) の場合
便座横ノブを回してフタを開閉します (赤矢印)。
電動式なので押すだけで水が流れます (青矢印)。
実際の使用方法には、大きく次の2つの流派があるようです。
1.フタを開けてから用を足して流す。
2.用を足してから、フタを開けて流す。
うちでは、前者を採用していますが、どちらにしても、用を足す前に一度軽く流してから行うと比較的に汚れが付きにくくて良いようです。
また、「朝の気温の低い時に使用して、次に気温が上がった昼に使う場合」 や 「前に使用したときより気圧の低い高原で使う場合」 は、後者の場合、フタを開けたときにタンク内で圧縮された空気により、
最悪汚物をぶちまけることもあるそうなので注意が必要です!
ですから、「通常臭いが上がって来ないようにフタを閉めた後に水を少量ためると良い」 という説もありますが、私は余りお勧めしません (実際に水が飛び散った経験があります)。
但し、便座部との接合部のゴムパッキンの硬化防止のためには、長期間完全に乾燥した状態にならないように気を付ける必要もあります。
次に、気になる
トイレの汚物処理方法ですが...
タンクは車外から取り出せますので、車内に汚物をぶちまける心配はありません↓
水洗用水の給水口と汚物タンク収納部の扉には鍵が掛かります。
(人の汚物を盗む人もいないと思いますが...)
扉を開けても、汚物タンクはロックで固定されています↓
ロックを下に押し下げて、汚物タンクを引き出せば簡単に取りだせます↓
取り出す前に、トイレのフタを閉め忘れないように注意して下さい!
(一応、閉めないと引き出せない構造になっているようですが...)
汚物タンク収納庫はこんな感じです↓
使用する前に汚物タンクがセットされているか確認下さい!
(セットしていないと↑ここに汚物を投下することになりますので...)
庫内左に見える黒い小さな箱は 「汚物満タン警告灯」 用の電池ケース (単三x2本) です。
手動と言っても、ここで別途乾電池が必要なので、バッテリー駆動の電動式の方がメンテは楽かもしれません (電池が切れていても、汚物が溢れるまで気が付きませんので...)。
小学4年生 (3年近くも温存していたネタとは...) の息子にも持てる大きさです↓
当然、満タン状態の場合は、大人男子 (通称オヤヂ) でなくては持てません!
肝心の汚物の処理も至って簡単です↓
↑旅から帰ったら、自宅トイレに流して...
(大も小もペーパーも、走行中の振動によりカクハンされて、殆ど流動物になっています。)
水を入れて↓
フタを閉めてシェイクして、トイレに流して...を 2~3 回繰り返すだけです!
ここで、
この記事の最後の写真を思い出すと、ちょっと複雑な思いもしますが...
最後に水を 2~3 cm 程度入れておいて、専用の消臭剤を入れて↓
収納庫にセットすれば終了です!
水を入れておくのは、フタ等のゴムパッキンが硬化するのを防ぐのと、最初に大をする場合に備えるためです (固形物のみですと、走行してもカクハンされませんので...)。
また、最初から消臭剤を入れておくと臭いも抑えられて良いようです。
このように、キャンピングカーのトイレの処理はそんなに大変なことはないので、もし、トイレが必要かどうか悩んでいる方は、あれば絶対便利なので是非導入検討されて下さい。
という、お散歩号にはついてませんが...
(コンセプトが違うので、これはこれで良いのです...この辺のことは別の機会に...)
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