キャンピング&RVショー【全般編】

outdoor_dad

2007年02月16日 23:59



キャンピング&RVショーのレポートといっても、昨年は忙しく、関東で開催される3大イベント(キャンピング&RVショー、東京キャンピングカーショー、東京お台場くるま旅パラダイス)全てに行けず、久し振りなので、最近のトレンドについて偉そうに書ける立場ではありません。

私にとってのキャンピングカーショー歴は、一代目キャンピングカーであるジャンボマックス君を購入する前...というより、私がキャンプを始めた頃(1994)だから、もう10年以上前かもしれません(初めて行ったキャンピングカーショーといえるものは、たしか船の科学館の駐車場で開催されていたものだったと記憶しています)。

その頃は、私がキャンピングカーのオーナーになるとは夢にも思っていませんでしたし、ましてや、嫁に隠れてまで乗り続けることになるとは想像すら出来ませんでした。

もし、キャンピングカーが夢だとお思いの方でも、キャンピングカーショー等に足を運び、実物を肌で感じることで、いつか夢が現実になる日が来ると思います(私のような形で実現してはいけませんが...)。

今回のキャンピングカーショーですが、巷で言われている団塊世代の定年時期の影響でしょうか、シニア世代のご夫婦が確かに多かったと思います。

しかも、皆真剣で、殆どが奥さんの方が主導権を握っているところが妙に親しみを感じました(どこの家庭も嫁強しですよね)。

キャンピングカーショー自体ですが、そろそろタイトルから「&RV」をとっても良いのでは? と、思ってしまうショーでした。

「&RV」の部分は、以前ビッグサイトで開催していた頃、日産やトヨタ、ホンダ等、大手メーカーが RV車を出品していた時の名残だと思いますし、現在では実質キャンピングカーメーカーの為のキャンピングカーの展示会になっている訳ですから、『キャンピングカーショー』 だけにした方が良いと思うのは私だけでしょうか?

ただ、単に 『キャンピングカーショー』 にしてしまうと、他のキャンピングカーショーとの区別が付きにくいという弊害もありますが...

蛇足ついでに、最近はキャンプ場の出展も少なくなりました。
以前は、キャンプ場のパンフレットだけで、紙袋が一杯でした。
そういえば、近隣自治体の観光課の出展もなくなりましたね。

やはり、大手自動車メーカがコンパニオンを従えて参入していた頃のようにはいきませんよね...

前置きが長くなり申し訳ありません...m(_ _)m
久し振りのキャンピングカーショーだったので、昔のことまで思い出してしまいました(歳をとると、すぐに昔を懐かしんでしまいます)。

さて、今回のキャンピング&RVショー全体を通して感じたことは、キャンピングカーのタイプについて二極化が進んできたのではないかということです。

それは、

・二人だけの、二人旅仕様!
・この装備でこの価格、これなら買える!
・乗用車感覚で乗れます!

といったキャッチフレーズを前面に押し出した、
『入門型ともいえる小型最小限仕様のもの』 と、

・ワンランク上の贅沢を!
・最高峰...
・もう不自由とは言わせない!

といったような、 『これでもかと言わんばかりの大型豪華仕様のもの』 なのです。

といっても、今までからの主流である、所謂 2x5m サイズ(注)と呼ばれるものも健在なので、2極化というより多種多様に広がったといった方がよいのかもしれません。

これは、キャンピングカーのニーズが増えたということであり、キャンピングカーの需要が確実に大きくなってきているからであると考えられます。

このことは、今回のキャンピングカーショーの駐車場を見れば一目瞭然で、純粋に各種のキャンピングカーを見たいだけなら、会場に入らずに駐車場を回る方がよっぽど多くの車種を観察することが出来るほどキャンピングカーの台数が増えていることからも判ります。
(特にキャンピングカーは固まったエリアに駐車させられたので、見て回りやすいです。)



↑キャンピングカーショー全景...
しかし、駐車場にはこの何倍ものキャンピングカーが停まっていたのです...(@o@)

ここで、主催者(←見てないでしょうが...)に提案です!
駐車場の誘導でキャンピングカーをメーカー毎に集めるようにして、各メーカー毎にメーカーの担当者を一人置けば、駐車場だけで立派なキャンピングカーショーの出来上がり!...なんてことを考えるのは私だけでしょうか?

結局、前置きだけでだらだらと長くなりましたので、詳細(でもないが)レポートは別途キャンピングカーのタイプ別に、私の独断と偏見で投稿させて頂きます。

キャンピングカーのタイプ分けについては、↓に詳しく記載されていますので、ご参考にして下さい。

<日本RV協会>
RV(キャンピング車)の日本市場におけるタイプ別統一呼称
http://www.jrva.com/kiso/type.html


(注)2x5m サイズ
コンビニ等、一般的な駐車場のサイズがこの 2x5m が多いことから、日本の道路事情ではこのサイズに収まるサイズのキャンピングカーがもっとも扱いやすいとされていて、この枠に入るサイズのキャンピングカーが今までは主流だったのです(5m以内であれば、フェリーの料金も普通車と同等ということも、車種選考の大きな要因でした)。
しかし、最近は少し大型化してきており、幅は 2m強となり、全長も5.3m~ というのが増えてきています。
5.3mというのは、ハイエースやキャラバンのスーパーロングが 5.3m 程度あることも原因なのでしょうか?


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