キャンピング&RVショー【大きなキャンピングカー編】

outdoor_dad

2007年02月23日 18:45

前回 『軽キャンピングカー編』 ということだったので、今度はその対極にある 『大きなキャンピングカー編』 です...なんとも安易なタイトルで済みません...m(_ _)m

最初に 「キャンピングカーのタイプ別にレポートします」 なんて言ったので、本来なら 『大きなキャンピングカー』 ではなく、『フルコン』『バスコン』 について、詳細にレポするべきなのでしょうが、ここは雑誌のレポート記事ではなく、素人のブログということで、自分の興味に偏るのはご容赦願うこととさせて頂きます。

実は、一応会場は隈なく見て回ったのですが、自分が興味のないキャンピングカーの写真を撮っていないことが発覚したのです(会場では、ブログでレポすることなど何処かに忘れてきていました)。


しかしながら、『キャンピングカーなんて夢の夢...』 と思われていらっしゃる方々の多くは、

キャンピングカー = 輸入物の大きな(高価な)キャンピングカー

と考えておられるのではないでしょうか?


確かに一昔前はキャンピングカーそのものの需要も少なく、一部の富裕層のものだったかもしれませんから、当然国産キャンピングカーも今のように多くありませんでした。

私がキャンプにはまり、キャンピングカーに憧れ始めた頃、自分でも手が届くかと思い検討したキャンピングカーはヨコハマモーターセールスのロデオとセキソーボディのキャンパーエース(KD470)くらいでした(当時の私の年収以上でしたので、妄想には違いありませんでしたが...)。

他にもまだありましたが、絶対的な種類が本当に少なかったので、殆ど 『このタイプならこれ!』 みたいな状況でした。

メディアも取り上げるのは、輸入物の豪華なキャンピングカーばかりでしたので 『キャンピングカー=贅沢品』 という概念が出来るのは仕方なかったと思います(当然、国産といえども、今のように低価格のものはありませんでしたし...)。

そういう意味では、最近のキャンピングカーブームは、ビルダーの努力による低価格化は当然ですが、メディアが 『軽キャンピングカー』 を取り上げた功績が非常に大きいと感じます。

実際、「軽キャンピングカーのように低価格なキャンピングカーがあるなら夢ではないのでは?」 と思った方も多いのではないでしょうか?


しかし、最近になって軽キャンピングカーのような最低限仕様の低価格なキャンピングカーが増えたと同時に、大きな豪華仕様のキャンピグカーも増えてきたと感じます。

我が放浪号のビルダーであるナッツRVを例にとれば、完全に2x5mサイズに収まるネオクレソンに始まり、一回り大きなネオクレソンワイドや豪華仕様のミラージュ...そして遂に今回のショーで発表されたボーダー6.0へと、大型豪華仕様のキャンピングカーがデビューしています(当然、クレソンJr.という低価格な方向もしっかり押さえていますが...)。

他社もこぞって大型豪華キャンピングカーを発表していました(写真がないので、詳細なレポはできません...ゴメンなさい)。

この現象を私なりに考えて見ると...私の独断的意見です↓

■欧米並みのキャンプ形態
本当にキャンプが好きな人はシーズンオフにキャンプしますが、そんな時に知り合う大型キャンピングカーのオーナーさんで、『P泊はしない(治安もある?)』、『キャンプ場でゆったりと長期連泊する』 という欧米型のキャンプをされている方が結構いらっしゃるのは確かですので、キャンプ好きな方が定年を機に、そのようなゆったりとしたキャンプライフの為に大型で豪華なキャンピングカーを望まれるのもおかしくないと思います。

■折角だから...
当然、世の中には金銭的余裕のある方はいますので、定年退職して悠々自適にキャンピングカーで旅をしようと考えた時、どうせ買うなら豪華なものにしたいと考えるのもおかしくないと思います。
(私にも余裕があれば、大きいのと小さいのを所有して、TPOによって使い分けたいですね...あくまでも妄想ですが...)

■孫とキャンプしたい
孫とキャンプしたいので息子(娘)夫婦も一緒に...ということになれば、やはり大きなキャンピングカーが必要でしょう。
(私にも孫が出来たらそうなるかもしれませんが、まだ小学生の息子を大学までやれるかの方が問題ですので、そこまで考えられませんが...)

■別荘代わりとして
別荘を購入するとなれば、もっと資金が必要となりますので、行った先々が別荘になる豪華な大型キャンピングカーも選択の余地があるかもしれません。
実際、私が初めてボナンザのジェイコを見た時の衝撃は今でも忘れられません...これなら下手なワンルームマンションを購入するよりずっと良いと思ったほどです。

■別荘として
別荘を保有すると、その管理が大変です。
年に数回しか行かない別荘の場合、疲れていても到着してすぐしなければならないのが掃除...ならば、土地だけ買ってそこに別荘ごと移動して行くのもありかもしれませんね。
私も田舎の安い土地を購入して、豪華キャンピングカーで生活したいと真剣に妄想したこともあります(今でも妄想継続中)。
また、自宅では書斎としても使えますので別荘のように使用しない期間もなく経済的です...実際に私が賃貸マンション住まいだった頃、仕事部屋が狭かったので、お客さんとの打合せは、初代キャンピングカーであるジャンボマックス君の中でやっていました(コーヒーくらい出せますので接客室として完璧でした)。

■趣味への金に糸目はつけない
私は趣味のラリーのために、食費を切り詰めても車の改造費にお金をかけ、遂には海外ラリーまで出場してしまいましたので、そういう人がいてもおかしくないでしょう(今でも 『海外ラリーなんか出てなければ、もっと余裕があったろうに...』 と、よく嫁に小言を言われますが...)。

こうして考えて見ると、やはりこのカテゴリへの需要は確かにあるということです(まだまだ色々考えられそうです)。

しかしながら、私のように日本の隅々までユビキタス的に放浪したい方には不向きなカテゴリですが、今回、このカテゴリで目に留まったのがコレ↓


グローバルのエクステージ

コンパクト フルコンバージョンとの謳い文句通り、最近多くなってきた2x5.3mキャブコンサイズなのにフルコンバージョンだなんて、ちょっと欲しいかも...\(^o^)/

しかし、価格もフルコンバージョンなので、やっぱり買えない...(´・ω・`)
といっても、2WD-AT/2000ガソリン車の本体価格が、最近の豪華キャブコンと変わらないのは魅力的ですね(ジャンボマックス=4WDほぼフル装備=を購入した時の価格と殆ど変わらないのはすごいと思います)。

最近は軽トラベースのキャブコンがある時代ですから、どうせならもうちょっと小さくして、全長5m以内にしても面白かったかもしれませんね(グローバルさん、作ってくれたら購入検討しますよ...うちのマンションの駐車場の規定が5m以内なので...)。

日本の道路事情を考えれば、これくらいのサイズまでが扱いやすいとは思いますが、日本全国の主要観光地には観光バスで行けますので、大型キャンピングカーであるからといって不便とは限りません。

購入を検討されている方にとっては、軽キャンピングカーから大型のフルコンバージョンまで選べる良い時代になりました(多過ぎて選択に迷うという、嬉しい悲鳴も出そうですね)。

選定には大きさでも含め、自分がどのような使い方がしたいか? が重要だと思います。

価格が下がってきたとはいえ、高い買い物であることには違いないので、ビルダーにも何度も通い、これでもかというくらい充分検討するのが良いと思います。

実際、この検討期間が結構幸せな時期だったりしますので、楽しんで自分にあった一台を選びましょう!

今すぐ購入するわけではないという方も、いつかはキャンピングカーと考えられている方も、実際に色々な実車を見て回るのは楽しいことで、実車を見ないと分からないことも多いですので、暇な時に近くのビルダーを冷やかしに行ってはどうでしょうか?
(ビルダーとの相性というのも、重要なポイントですので...)

なんだか購入を前提とした書き方になってしまって申し訳ありません。
興味のない方は、キャンピングカーに毒されたオヤジの戯言と思って許して下さい。
ただ、キャンピングカーで生活が変わるもの確かですよ。

PS.
興味がなければ、ここまで延々と読んでくれてはいないと思いますので、ここまで読んだ貴方はオーナー予備軍かも?


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