キャンプというより放浪？

今回は、いよいよお散歩号の内部に迫ります。

まずは全体像を...



両端ぶつ切り及びナレーションもない動画で済みません。
では、前の方から順を追って静止画にて説明してみます...

■ インストルメントパネル ■■■



特に何の変哲も無い一般的な軽四輪自動車のインパネですね（色々コメントしたいこともありますが、別の機会にします）。
初めてまともなナビを付けてみました（HDDタイプです）。

■ FFヒータ ■■■
冬の寒い日にはFFヒータは必需品です！



↑コントロールSWとタイマーは、運転席と助手席の間（ATシフトノブの後ろ）にあります。
↓ヒーター本体は助手席シート下にあります。



FFヒータは熱交換方式の為、燃焼空気と室内空気が完全に分離されているので、車内の空気を汚さず一酸化炭素中毒の恐れもなく安心です。

車中泊でエンジン掛けっぱなしというのは環境にも良くありませんし、暖をとるだけの為にエンジンをかけるのはガソリンの無駄使いです。
お散歩号の FFヒータはガソリンを燃料とし、ガソリンタンクから引き込んでいる為、別途燃料を購入したり補給する必要がありませんので、ガス欠だけ気に掛けていれば良いだけのでほぼメンテナンスフリーです。

エンジンを切って一晩中ぬくぬくで眠れるのはキャンピングカーの特権ではないでしょうか？
寒い夜の車中泊で振動も無く静かに薄着で眠る時、つくづくキャンピングカーで良かったと思います。
（寒さで凍えて眠れなかった経験があるので尚更です！）

■ フリップダウンモニタ ■■■
小さい車なのに 10 インチ超のものが...



購入時に嫁の機嫌を損ねない様 欲しいと言う装備を片っ端から付けたのですが、この車には大き過ぎて開いているとミラーでの後方確認が全くできない状態でした。
今でこそネットを検索すれば安価なモニターが幾らでもあるのですが、この時は何も考えずにオプション品であった高価なアルパイン製のものを付けてしまいました（学生時代はアルパインなんて高嶺の花だったなぁ...）。

■ 後部座席部 ■■■



非対称分割になっており、２段階で折り込む事が出来ます。
単に背もたれを倒した状態で、テーブルにすることが出来ます（写真右）。
背もたれを倒した状態で更に折り込むとフルフラットになります（写真左）。
広い側のシートにはカップホルダー付き肘掛けが付いています。

シート背面テーブルを使用するには...


↑背もたれを倒しただけでは水平にならないので...
シート座面のロック部分にアタッチメントを挿して↓

水平にします↓

小休憩時の簡易テーブルとして重宝します。


■ ギャレー ■■■
非常にコンパクトにまとまっています...



前面左から
・水道スイッチ（ひねる量によって水量調節可能）
・DC12Vソケット
・メインスイッチ
・外部AC100Vコンセント
が並んでいます。

シンクは使わない時にフタが出来ますので、このまま荷物置き用の棚になります。
何せ小さいのでキャンプに行く時は、このギャレーが隠れるほど道具で満載になります。

ギャレーとして使用する場合は...


↑真ん中の棚を手前に引き抜けば...
充分使えるスペースになります↓



コンロは下に専用の格納庫があります↓



カセットJR がピッタリ収まる...というか専用？です。
一般的なサイズのカセットコンロは入りませんが、一般的なサイズのコンロはシンク横に置けませんので、これでいいのです！

このコンロ収納庫の奥には懐中電灯が常備され...



底板を外すと小さいながらも床下収納庫になっているので、外部電源引き込み用のケーブル等を入れていました。

シンク下の他の部分は...



コンロ収納庫の上に収納があり、
・ウェットティッシュ
・ミニ LEDランタン
・DC-ACインバータ
・充電ケーブル各種（携帯電話、携帯ゲーム機、iPod等）
を収納していました。

シンクの真下は給水＆排水タンク（各10 L ）があり、リアゲート側から取り出しできるようになっています。
タンク上部に少しの隙間があるので、救急セットを常備していました。

■ POP-UPルーフ ■■■
頭上にはお散歩号最大の特徴である、POP-UPルーフがあります...



POP-UP ルーフについては、別途詳細記事を投稿予定です。

■ ルーフキャビネット ■■■
↑POP-UP ルーフの写真にも写っていますが、上部にはルーフキャビネットが設置されています。
お世辞にも『大容量』とは言えませんが...



無いよりマシと言った所でしょうか？
一番大きな場所でも、
・Coleman カトラリーセット
・Coleman パーコレータ
・GENTOS EX-757MS
を入れたら満員です...(；´Д`)

POP-UP 付きは、POP-UP の開口部の為にルーフキャビネットのサイズが、POP-UP なしのものより小さくなっていますので仕方ありません。

↑写真収納庫のフタの裏に鏡が付いていますので、ひげ剃り後の確認のような最低限の身だしなみチェックくらいはできます。

■ 車内スペース ■■■
巷で流行の軽キャンですが、一番気になる所は『車内スペースはどうなの？』ってことではないでしょうか？
数値的なことは、ビルダーのページで確認できますので、実際に３人家族で１年半弱使ってみた感じは...



Colman ミニアルミテーブル を置いて、嫁と向かい合わせで寛いだ様子です。
↑嫁の身長は168cm、私もあぐらをかいて寛いでいますので、大人２人＋小型犬でまずまずの居住スペースです。




↑家族３人＋小型犬で寛ぎの様子です。
息子は完全に横になっており、手前に写っているのは先程と同じ Colman ミニアルミテーブルです。
大人２人＋子供＋小型犬で MAX といったところでしょうか？




↑一階の就寝スペースは。大人１人＋小型犬が丁度良いサイズと思います。
（助手席から撮影しています。）

軽自動車でありながら、場合によっては普通１BOX より広いと思えることもあります。
しかし、最終的にまたキャブコンに戻ってしまった私の経験談については、テーマを変えて別の機会に書きたいと思います。

P.S.
お散歩号の詳細情報はこちら↓（メーカーページへのリンクです）
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